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第26話 第27話 第28話 サブタイトル:ウルトラマンエース 奇跡!ウルトラの父 ウルトラ5兄弟/エース洗浄Ver ウルトラの父対ヒッポリト星人 台座連結可能 収録:ウルトラ怪獣戯画 ウルトラ兄弟激闘史2 解説ブックレットより ●ウルトラマンエース第27話(制作No.27)1972年10月6日放映 ●登場宇宙人・怪獣:地獄星人ヒッポリト星人 ウルトラの父 ウルトラ4兄弟 ●ウルトラ兄弟をブロンズ化した地獄星人ヒッポリト星人は、地球人に全面降伏を要求する。超獣攻撃隊TACは最後の決戦に向かうが、竜隊長の放った細胞破壊銃もヒッポリト星人の本体にダメージを与えるには至らなかった。TACは全滅の危機にさらされる。そこのウルトラの父が飛来した。頭に大きな角を持ち、胸板が厚く、白いもみあげがあるなど、ウルトラ兄弟たちとは相当異なった姿である。ウルトラの父は、ウルトラアレイを振るってヒッポリト星人を威嚇し、ウルトラ水流でエースの体のタールを洗い流す。だが宇宙の長旅によるエネルギー不足のために、ヒッポリト星人の逆襲にあって倒れる。この場面では、光学撮影が効果をあげ、迫力ある画に仕上がったと思う。ウルトラアレイのショットも良かったし、復活したエースがカラータイマーを投げて、七色の光で兄弟たちを解放するところもいい。ラストで、ウルトラの父が5兄弟に運ばれて宇宙の星となる場面は、詩情をこめて描けたと思う。 特殊技術 川北紘一氏 ※「ウルトラの父対ヒッポリト星人」も「ウルトラ5兄弟/エース洗浄Ver」もブックレットの文章は同一。 補足 ● ● ● 第26話 第27話 第28話 サブタイトル:ウルトラマンエース
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第19話 第20話 第21話 サブタイトル:帰ってきたウルトラマン 怪獣は宇宙の流れ星 マグネドン 収録:帰ってきたウルトラ怪獣名鑑2 怪獣チャンネル編 解説ブックレットより ●帰ってきたウルトラマン第20話(製作No.20)1971年8月20日放映 ●登場宇宙人・怪獣:磁力怪獣マグネドン ●北極の地底深く眠っていたマグネドンは地球の磁力を吸収しエネルギーにし蘇生する。 MATの郷隊員の発案でダムの全電力を流しマグネドンの体内の磁力を帯びた鉄分を高熱で溶解させる作戦に出るが失敗に終わる。そこで、地球の磁力の及ばない宇宙のある星で対決する。その死闘は異空間の華麗な雰囲気を漂わせている。であるが、やはり憎めない。何故ならこれもまた人災から生まれた怪獣であり自ら目覚めたものではない。その雰囲気は初代ウルトラマンに登場した透明怪獣ネロンガを彷彿とさせる。 撮影 鈴木清氏 補足 またもや解散MATなエピソードの回ですね。 帰マン怪獣もちょっと色使いがハデ目になってきたでしょうか。真っ赤な角(棘)が印象的なマグネドン。名鑑のジオラマも体色とのコントラストが綺麗です。谷間に怪獣なジオラマは、このマグネドンのようにななめに配置してある方が見映えが良いですね。マン編のゴモラやジェロニモンは、正面なので立派な尻尾も見えず、全体が小さく感じて魅力が半減していましたから。 第19話 第20話 第21話 サブタイトル:帰ってきたウルトラマン
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第17話 第18話 第19話 サブタイトル:ウルトラマンタロウ ゾフィが死んだ!タロウも死んだ! バードン対ゾフィ 17話のタロウと差替可能 収録:ウルトラ怪獣戯画 ウルトラ兄弟激闘史3 解説ブックレットより ●ウルトラマンタロウ第18話 ●登場宇宙人・怪獣:食葉怪獣ケムジラ 火山怪鳥バードン ゾフィー ●「いいか、バードンがクチバシで窓ガラスをブチ破るから、奥さんと子供を庇ってすぐに逃げろよ!」と深沢監督。私の目の前(カメラ前)には大きなガラスが用意され、それを本番の合図と同時に、実物大のバードンの造型物で割ると言う。私は逃げ出したい心境だった。TV画面に顔を出すことも勿論だが、ガラスの破片が恐かったのだ。ガッチャーン!バードンの巨大なクチバシが襲った!私は恐怖に怯えながらも果敢に家族を庇った。本番は一発OK。0.5秒ほどが実際に使われた。 それから33年が経過し、ウルトラマンシリーズ誕生40周年記念作品「ウルトラマンメビウス」第3話でこのバードンが復活。シリーズ構成の赤星政尚氏が、「江藤さん食べられたんですよね!」と当時の話題に。恥ずかしい話だが、私はその言葉で初めて、自分がバードンに食べられたことを自覚。当時の私は、監督の指示通りに家族を庇って逃げたと思い込んでいた。30年以上も前にバードンに食べられて死んでいたなんて、嗚呼、知らなかった!(おわり) 株式会社円谷プロダクション 企画室 江藤直行氏 補足 ● ● ● 第17話 第18話 第19話 サブタイトル:ウルトラマンタロウ
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第32話 第33話 第34話 サブタイトル:ウルトラマン 禁じられた言葉 メフィラス星人 メフィラス星人/ファイナルCE バルタン星人三代目 ザラブ星人二代目 ケムール人二代目 巨大フジ隊員A(腕下げ) 巨大フジ隊員B(腕上げ) 収録:ウルトラ怪獣名鑑ウルトラマン編2 ウルトラ怪獣名鑑ファイナルコンプリートエディション 解説ブックレットより (ウルトラマン編1〜3はブックレットが付属していません) ●ウルトラマン第33話(製作No.33)1967年2月26日放映 ●登場宇宙人・怪獣:悪質宇宙人メフィラス星人 宇宙忍者バルタン星人三代目 凶悪宇宙人ザラブ星人二代目 誘拐怪人ケムール人二代目 (以下すべてファイナルコンプリートエディションより) ●メフィラス星人 メフィラス星人は、地球を武力で制圧するのではなく、地球人の代表として選んだサトシ少年の心を攻めることで手に入れようと目論んでいた。「禁じられた言葉」とはすなわち、「あなたに地球をあげます」の一言である。“悪質宇宙人”の別名を持つメフィラス星人、子供に心理作戦を仕掛けるなど確かに悪質ではあるのだが、物理的な暴力に訴えなかったり、最後の対決でも(ウルトラマンに一歩もひけをとっていなかったにも関わらず)自ら敗北を認めて立ち去るなど、紳士的な態度が不思議な印象を残す名キャラクターであった。ちなみにその名前はメフィストフェレス(『ファウスト』に登場する悪魔)から名付けられたものだ。 Text by Mizuki Eguchi ●バルタン星人三代目 実力ではなく、少年の心を攻めることで地球を手に入れようとするメフィラス星人は、その力を示すために3人の宇宙人を出現させる。そのうちの一人が、おなじみバルタン星人であった。三代目と呼ばれるこのバルタン星人は、二代目のスーツを流用したもので、顔の銀色の部分がよりくっきり塗り分けられているのが特徴。バルタン星人はこのエピソードの登場で『ウルトラマン』での登場回数最多レコードホルダーとなり、“ウルトラマンの宿敵”というイメージを決定づけたといえるかもしれない。もっとも、このときは出現しても特に攻撃や破壊をすることなく、ただ突っ立ていただけなので、幻覚または立体映像だったという説もあるのだが。 Text by Mizuki Eguchi ●ザラブ星人二代目 サトシ少年に自らの力を誇示しようと、メフィラス星人が出現させた3人の宇宙人の一人がザラブ星人だ。シリーズ2度めの登場となったが、初登場時には突出していた耳と思しき部分がなくなっているのが二代目の特徴。ただしあれだけ饒舌であったザラブ星人が、このときは黙って突っ立ているだけなので、ともに出現したバルタン星人・ケムール人ともども幻覚ないしは立体映像であったという見方が有力ではある。ザラブ星人のウルトラシリーズへの登場はこれが最後となっていたが、2006年秋公開の『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』で40年振りに復活。なんと初登場時と同じ青野武氏が声を担当して、リアルタイム世代にはたまらないプレゼントになっている。 Text by Mizuki Eguchi ●ケムール人二代目 メフィラス星人によって呼び出された3人の宇宙人のうちの1人、ケムール人は『ウルトラQ』第23話「2020年の挑戦」で初登場。海底原人ラゴンに続く、『Q』から『ウルトラマン』へのシリーズを超えた出演である。当時の子供たちにとって、両作品の世界が地続きであることはむしろ当然という感覚であり、これはある意味待望の再登場だった。残念ながらあの「走り」は見せてくれなかったが……。ちなみにこのケムール人のスーツは新規に造型されたもので、ボディ部分は後にケムール系の意匠を持つキュラソ星人(『ウルトラセブン』)に流用されている。ちなみに『ウルトラマン』最終回に登場したゼットン星人は、『Q』の初代ケムール人を流用したものだ。 Text by Mizuki Eguchi ●巨大フジ隊員(11-A・腕下げ) もちろん巨大化したのはこれが初めての経験でした。私たちは本編の俳優なので初めて特撮のスタジオに入って吃驚仰天!汚くて埃っぽくて、でもこんな面白い場所はない、おもちゃ箱をひっくり返した感じという印象でしたね。特撮スタッフも普段、ヒーローと怪獣しか撮っているところに生身の人間が来たので「おおっ!」ていう感じでとてもやさしかったです。当時、台本を読んだときにはウルトラQの「1/8計画」の逆版だな、位にしか思わなかったんですけれども振り返って、ヒロインが怪獣図鑑に載っているのは違和感がありますよね(笑)。ウルトラマンマックスのミズキ隊員に巨大化すれば?といったら乗り気だったんですけど実現は出来ませんでしたね。 フジ・アキコ隊員役/桜井浩子氏 ●巨大フジ隊員(11-B・腕上げ) この撮影ミニチュアのセットは木製できっちり出来ていて、切れ込みが入っているところを叩かないと壊れないんです。メフィラス星人に操られているわけだから正面を見て演技しないといけないんだけど思わずチラッと見てしまいましたね(笑)。それでも次の日腕が腫れてしまって大変でした。この後のフジ隊員が自衛隊に撃たれるシーンは体に弾着を仕込んでいてそれの火花が顔に当たるんじゃないかと、恐怖でしたね。テストなんかなくていきなり本番で、これも初めての経験だったのでまばたきしないようにするのが大変でした。 フジ・アキコ隊員役/桜井浩子氏 補足 ビル軍団 ● ● ● 第32話 第33話 第34話 サブタイトル:ウルトラマン
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第45話 第46話 第47話 サブタイトル:ウルトラセブン ダン対セブンの決闘 ニセ・ウルトラセブン 収録:ウルトラ怪獣名鑑ウルトラセブン編3 史上最大の侵略 解説ブックレットより ●ウルトラセブン第46話(製作No.46)1968年8月18日放映 ●登場宇宙人・怪獣:侵略星人サロメ星人 ロボット超人ニセ・ウルトラセブン ●サロメ星人が作ったロボットなんですけど、後々ニセ・セブンと本物のセブンが戦うから、区別つくようにっていうことでちょっと模様を変えているんです。本来サロメ星人の目的からいったらもっとそっくりに作るはずですよね。敢えてすぐ一目で分かるようにしたのは、製作者の立場というか、観るお客さんに親切なためですね。海面すれすれにニセ・セブンが飛んでくるあたりなんか、かなりかっこいいですよね。海面にバシャーってしぶきあげて登場したりするとこなんてね。だから海面飛ぶカットでは本物のセブンより格好よかったんじゃないですかね。ウルトラマンはもうちょっと前半だったけど、大概、なんか“ニセ”出してみようか?ってことになりがちなんですよ。 ウルトラビームっていうのは、ああいう光線をビームと呼ぶことが、もう一般的というか、普通名詞ですから。エメリウム光線っていうのは造語だからサロメ星人は知らなかったんじゃないですか? 大概最後に本性現すんですけど、サロメ星人ぐらいかな、本性を現していないのは。 ウルトラセブン監督 満田かずほ氏 補足 偽物ですが、名鑑で立体化されたセブンの中では、一番立派な感じがします。クリア素材の上に彩色した鉄骨や、一見プラ製かと思うかっちりした建造設備の背景など、丁寧に仕上げられたジオラマです。 本物のセブンとの戦闘シーンも見応えがありましたが、前座のアギラの困った感じもウケました。 ● ● ● 第45話 第46話 第47話 サブタイトル:ウルトラセブン
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第21話 第22話 第23話 サブタイトル:ウルトラセブン 人間牧場 ブラコ星人 収録:ウルトラ怪獣名鑑マン&セブン編2 2nd SEASON EPISODES 解説ブックレットより ●ウルトラセブン第22話(製作No.22)1968年3月3日放映 ●登場宇宙人・怪獣:宇宙怪人ブラコ星人 ●地球人女性の体に自分たちの食料でもある赤い胞子を植え付け、いわば「人間牧場」として利用しようと企むブラコ星人。ジオラマになっているシーンは、地球防衛軍極東基地のメディカルセンターに姿を現したブラコ星人がアンヌを襲い、駆けつけたダンに応戦すべく、隠していた両腕を伸ばして威嚇した瞬間だ。怪力でダンを苦しめるブラコ星人だったが、キリヤマ隊長の放ったウルトラガンによって絶命する。このスーツの出番は物語序盤のこのシーンのみで、新造型の大型スーツとしてはなかなか贅沢な使い方といえるだろう。ちなみにこのスーツ、腕を隠している間は、腹部についている顔の部分に手を入れて操作し、表情を出せるようになっている。またこのジオラマでは、ベースとなっている基地内部の美術にも注目してほしい。この一種60年代的とも言うべき未来感が、ウルトラセブンというシリーズの大きな映像的魅力のひとつだったのだ。 Text by Mizuki Eguchi 補足 なにげにこの話数でも、前回に続きウルトラ警備隊のメカが目立ってます。ポインターは飛ぶし、ホーク2号は3日で土星を往復できる性能だということが判りました。 さて、どっかから突然出てきて、あっさり殺られたブラコ星人。やばいところに顔が付いています。話自体も、子供心にちょっとエロチックな雰囲気を感じました。 ● ● ● 第21話 第22話 第23話 サブタイトル:ウルトラセブン
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第20話 第21話 第22話 サブタイトル:帰ってきたウルトラマン 怪獣チャンネル ビーコン 収録:帰ってきたウルトラ怪獣名鑑2 怪獣チャンネル編 解説ブックレットより ●帰ってきたウルトラマン第21話(製作No.21)1971年8月27日放映 ●登場宇宙人・怪獣:電波怪獣ビーコン ●電波をエネルギー源とする電波怪獣によって航空機事故が続発する。MATは日本中を電波封鎖して大掛かりな作戦に出るが、想定外にもある少年のアマチュア無線によって作戦を妨害される。電波送信するキャラクターから背中にアンテナのような突起物を持ち、目はキャメラアイを思わせる三原色RGB信号(Red、Green、Blue)をモチーフにしてデザインされたのではないかと推測されるが生物的よりロボットのイメージが強い。このゴキブリのような飛行物体にジャックは苦戦する。 撮影 鈴木清氏 補足 今回もMATは世間から冷たい目で見られています…。 これ以上崩れると陳腐になりかねない、生物らしさと無機質さが絶妙なバランスのビーコン。妙に可愛い。子供心にヒットしました。個人的には、帰マン怪獣の中で、一番お気に入りのデザインです。 名鑑のジオラマには時代背景を感じさせる街並み。この頃はTVの深夜放送なんてありませんでした。ビーコンの発していた電波もきっとUHFだったはず。 第20話 第21話 第22話 サブタイトル:帰ってきたウルトラマン
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第29話 第30話 第31話 サブタイトル:ウルトラセブン 栄光は誰のために プラチク星人 骨バージョン 収録:ウルトラ怪獣名鑑マン&セブン編3 3rd SEASON EPISODES 解説ブックレットより ●ウルトラセブン第30話(製作No.30)1968年4月28日放映 ●登場宇宙人・怪獣:プラスチック怪人プラチク星人 ●ウルトラ警備隊候補生のエリート隊員アオキが、野戦訓練に参加することになった。しかし功を焦るアオキは目撃した謎の戦車の存在を報告せず、訓練中にマグマライザーが何者かに強奪される結果を招く。やがて正体を現したプラチク星人が巨大化し、セブンの前に立ちはだかったシーンをジオラマ化。初期シリーズを支えたデザイナー成田亨のウルトラシリーズ最後の作品となったプラチク星人は、全身を覆う花弁状器官が特徴で、実際のスーツではジョーゼットのような生地を使って表現され、その数は撮影直前に増やされたようだ。この特異なスタイルのおかげでフィギュア化が敬遠されがちなキャラクターだが、コンプリートを目指す名鑑シリーズとしては避けて通るわけにはいかないのである。ちなみにアオキ隊員を演じたのは『仮面ライダーV3』のライダーマン・結城丈二役などで特撮ヒーローファンにはおなじみの故・山口泰久(当時、山口暁)。 Text by Mizuki Eguchi 補足 オッパ○星人なんて言っちゃいけません。本編ではアオキ隊員の印象に押されがちなプラチク星人ですが、これまで立体化の機会が少なかった分、名鑑ではけっこう気合いの入った造型になっているのではないでしょうか。骨バージョンの方は、たぶん名鑑では最軽量? マグマライザーもこの話数では主役の一人 ● ● ● 第29話 第30話 第31話 サブタイトル:ウルトラセブン
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第46話 第47話 第48話・第49話 サブタイトル:ウルトラセブン あなたはだぁれ? フック星人 収録:ウルトラ怪獣名鑑ウルトラセブン編3 史上最大の侵略 解説ブックレットより ●ウルトラセブン第47話(製作No.47)1968年8月25日放映 ●登場宇宙人・怪獣:集団宇宙人フック星人 ●作品的には、ずっとチーフ助監督をやっていた安藤達己くんの監督デビュー作なんですね。大概シリーズ毎にチーフをやっていた人が一人、監督にデビューっていうローテーションが多かったんです。「ウルトラQ」のとき私で、「ウルトラマン」のときが鈴木俊継で、「ウルトラセブン」のときが安藤達己くん。残念ながら彼はこれ一本だけでした。彼は他のシリーズはいっぱい撮っていますけど、なかなか新人監督だと着ぐるみをいっぱい作らせてもらえないんです。だから怪獣っぽいのが出てこないんですよね。フック星人だけで。やや巨大化はするんですけど、首から下は衣裳的な扱いだから、そんなにお金がかからないので、あれは首だけを3人まで勘弁してもらってますよね。 今みたいに簡単に合成できる時代じゃなかったんで、合成やるんだったら3人作っちゃた方が安いって考えで、妥協点で3人くらいになったんじゃないですかね。 ウルトラセブン監督 満田かずほ氏 補足 フック星人という名称はやはりフクロウからなんでしょうね。侵略基地にカモフラージュされる団地の名称もふくろう団地でした。もっとも、高性能な視力を持つフクロウと違って、フック星人は視力が退化し、聴覚に優れているという設定。どちらかと言えばコウモリ星人で、ろくに目が見えないはずですが、服装にはこだわりがあるようです。名鑑でも黒の艶有・艶無が塗り分けられ、シースルーの上着は別パーツ。背景の団地も丁寧に再現されています。フック星人自体にあまり人気が無いのと、ジオラマの色彩が全体に地味なので、名鑑の中であまり目立つ存在ではありませんが、デキは決して悪くありません。 ● ● ● 第46話 第47話 第48話・第49話 サブタイトル:ウルトラセブン
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第34話 第35話 第36話 サブタイトル:ウルトラセブン 月世界の戦慄 ペテロ 収録:ウルトラ怪獣名鑑ウルトラセブン編4 CONPLETE SPECIAL 解説ブックレットより ●ウルトラセブン第35話(製作No.36)1968年6月2日放映 ●登場宇宙人・怪獣:月怪獣ペテロ 復讐怪人ザンバ星人 ●月基地で突如起こった原因不明の大爆発。それは、かつてウルトラ警備隊のキリヤマ隊長と宇宙ステーションV3のクラタ隊長により全滅させられたヘルメス惑星ザンバ星人の生き残りが仕掛けた罠だった。クラタの部下シラハマ隊員に化けたザンバ星人がその正体を見破られ、キリヤマとダンによって倒された直後、それに呼応するように出現したのが、奇妙な姿の怪獣ペテロだ。『妖怪百物語』(大映/現角川映画)などの映画で有名な妖怪「土ころび」の植物版を思わせるこのペテロ、顔も手足もないものの、同様の怪物体系キャラ、ブルトン同様ちゃんと人が入っている着ぐるみで、アイロス星人などのように立ち膝で演技する仕掛けだったようだ。ジオラマ化されているのは体のくぼみから液体を勢い良く噴き出し、セブンをはじき飛ばしたシーン。噴射の瞬間がおさめられたベストショットのスチールがペテロの代表的写真として知られており、それを参考にした造型となっている。 Text by Mizuki Eguchi 補足 古くからの特撮ファンには「象のウ○コ」、名鑑で知った人には「草団子」と呼ぶと通りがいいペテロ。なんて言ってる場合でなくて、パーツを付け忘れていました。スイマセン。 ●「V3から来た男」よりもさらに濃くなったクラタ・キリヤマのドラマが展開されます。このコンビに、どんな理由かわかりませんが、全滅させられたザンバ星人。本編でも正体を現したとたん、あっさり殺られました。名鑑でも立体化されず、とことんツイテナイ境遇です。 「栄光は誰のために」のアオキ隊員は、クラタの部下だったら案外うまくいったかもと、脈絡もなくフト思いました。 ● ● 第34話 第35話 第36話 サブタイトル:ウルトラセブン